ニセコクラシック2019(2019年7月7日)
行ってきましたニセコクラシック。
行ってきました初北海道。
今回はUKAUKAからぐっさん、DK、おにくさん、私の4名で参戦。
ニセコ行きの車中からネタが尽きず、ニセコ以外にススキノとか小樽とか繋げてたら、いつの間にかツールド北海道になってしまったので今回はレースだけにフォーカス。
前日の夕食は周りに美味しそうな寿司屋が無かったのでピザでも持ち帰ってくるかーってことで、、、
早起きと軽く試走した疲労も重なったおかげで寝つきはよく、20時過ぎには就寝。
ちなみにこのピザ屋、外国人向けだからか日本では食べたことのない味付けと具の量。
そして若者2人が頼んだドラゴンとハンニバルレクターというピザが美味すぎた。
「あいつら頼んだの絶対ヤバいやつだわ、、」と保守的なメニューを注文する守りの姿勢ですいませんでした。
今回の機材はターマックにCL50。タイヤはGP5000のチューブレス。平坦と下りの伸びは最高だけど登りが重すぎた。タイヤは他の軽いのも試そう。
起床。珍しく目覚めがよく4時半に起きてナポリタン2皿とスムージーを詰め込む。セイコーマートの110円パスタは本州でも売ってほしい。
なんとか完食するも、昨日のピザが胃に残ってる感じで6時前に出発。
補給食はWINZONE×4、ウイダーインゼリー×2をソフトフラスクへ移して。
ソフトフラスクはポケットから取り出してそのまま吸うだけなので、余計なアクションがいらず、補給が苦手な自分にとっては神器クラスの逸材。レースでは一瞬の油断で落車することもあるので必ずこちらに移している。
そしてボトルにはツールドおきなわで効果を発揮したMAURTEN。1袋1000円と異常な価格だが、320kcalを水分として簡単に摂取できるのでここ一番では愛用している一品。
前日に食べ過ぎてたこともあるが、結果的にハンガーノックとなることはなく走り終えられたので、おきなわもこれで行きたい。
会場に到着して6時半ごろにパレードランスタート。
ちなみに今回のテーマは「落車、ダメゼッタイ。いのちたいじに。」
3月に折れた肘にまだワイヤーが入ってるうえ、来週の日曜は結婚式。もし肘をぶつけたりなんてしたらいろんな意味で二度と自転車には乗れなくなる。
というか同じ時期に同じところを怪我して、雨の富士スピードウェイを走り切った新城幸也選手は改めて尊敬。落車したら選手生命終わる可能性あるのに、、凄すぎますな。
前から100人くらいの位置で走ってると、所々現れる直角カーブでアウトインアウトをかましてくる無法者に狩られそうになるも、集団はすし詰めなので耐えるしかない。
そんなこんなでリアルスタート。1発目の下りで左のブラインドカーブが危ないのをYouTubeで予習してたので数km前から警戒。。してたら集団から置いてきぼりになる。
登りよりも下りを試走しておくべきだなぁと反省しつつ気づいたらパノラマラインの登りへ。 若干朝のナポリタンが胃でくすぶらせつつ10人くらいの集団で登るも、4.5〜5倍近くパワーを求められる。KOMで前の集団と合流、、、きついわけだ。。
そして残り距離が分からなかったこともあり、リミッターが外れてたんだろう、KOM地点で既に疲労感たっぷり。沖縄よりきつかったのはこの辺りの積み重ねが原因だったと思う。
そこからの下りは秩序のある集団で安全マージンを取りながら颯爽と、、、最高速度80kphを記録。
その後、平坦を20人くらいでなかなかの強度で走る。と100km過ぎから3段坂の1つ目に突入。4倍近くで登って1~2分くらいすると急激に右ふくらはぎが半攣り状態でピクピク・・・その後右太もも、左ふくらはぎ、左ふくらはぎとピクピクが下半身を駆け回ってるうちに集団から置いてきぼりとなり、苦行の始まり。
200Wしか出ない脚で終わりが分からない坂をひたすら登り続ける。
数十時間は登り続けていたのではないだろうか、、、KOMならぬ虚無。時空が歪んだ。
(虚無については私の好きな映画「インセプション」を観ていただくとよりイメージが伝わるはず。)
いつの間にか135km地点まで記憶がワープし、近くにいた集団に乗っけてもらっており、そのまま昨日の試走で走った登り→平坦→ラストの登り。
もう力は残ってないので無理やりダンシングで体重をかけて踏みぬいて何とかゴール。
脚全部攣った。ここまで力尽きたのは初めて。自転車を降りたら脚が重くて跨ぎなおすことすらできずそのまま地面に座り込んで休んでしまった。
結果は4時間14分、年代別72位。まだまだ精進が必要。
反省点としては、初めて走る、特に長い登りのあるコースは登り終わるまでの距離が分かるようにフレームに何か貼るとか工夫すること、あとは下りもできれば試走しておくこと。
課題はしょっぱなの高強度で生き残ったあとに脚を残すことかな。単独の練習だとなかなか難しいところ。
レース中は虚無ったものの、パノラマラインの山頂でドラゴンが出てきそうな雰囲気の道とか、数キロ先まで見渡せそうな平原とか、他のレースにない冒険感はまた味わいたい。