ゆとリーマンのロードバイク日記

ゆとリーマンのロードバイク日記

平成元年生まれの33歳。ゆとり世代と揶揄され、最近はマイペース過ぎて隊列の先頭を引かせてもらえないロードバイク乗りの日記

コロナで夫婦全滅して死の淵から戻ってきた話

都内の感染者数が連日4000人台を超える中、「とはいえ身近な人で感染した人がいないんだよなぁ」とウカウカしていると、そいつは土足で家に上がりこんで荒らしまくって帰っていきました。

 

 

夫婦のプロフィール

私:31歳、やせ型、非喫煙者、運動習慣あり、ワクチン未摂取

嫁氏:27歳、やせ型、非喫煙者、運動習慣なし、ワクチン未摂取

 

経緯

予兆

夫婦+犬2頭でオートキャンプを楽しんだ帰り道、嫁氏が喉の違和感を訴える。

と同時に嫁氏の職場で、数日前に昼食を一緒に食べたメンバーがPCR陽性との連絡が入り、「もしや?」

 

翌日、嫁氏が若干の発熱があるということで念の為PCR検査へ。

症状が出ていると3千円、出ていないと自費診療で3万円。

嫁氏が陽性の場合、濃厚接触者になるが私は無症状だったので、「3万円あったら自転車のパーツが・・・」ってことでスルー。

 

陽性の場合のみ、翌日の10時までに電話が来るということで来ないことを祈りながら、、とはいえ昼食を同じ部屋で食べた人の8割が体調不良ということで半分あきらめつつ。

 

陽性通知

翌朝8時過ぎに嫁氏が見知らぬ番号からの電話に出て話をしているが、こんな時間に掛けてくるのは・・・ってことで陽性通知。

にしても、換気して、パーティションで左右と前を区切って、会話もせずに食事していても大量に感染者が出るとは、、これが噂のデルタ株だとしたら感染力の高さは想像以上で恐ろしい。

(追記:嫁氏の仕事は基本的に個室が割り当てられるので、他の社員と集まる機会は昼食くらいしか無いそうです。マスク外して食事しているだけで感染?ってもうどうやっても回避できない・・・)

それに比べて同じ食器からおかずを取って食べたりしていた私はもう、おそらくアウトだろうということで半ば諦めつつ、無症状を祈りながら在宅勤務。。

嫁氏は39度近い高熱がでて、完全なクロ。もしものために2週間引きこもれる水分とレトルト食品や冷凍食品を買い溜め。

嫁氏の通知から1日後の夜。寒気で目が冷め、「これは終わった」と体温を測ると38度。。。

 

療養開始

とにかく熱が下がらない。38度から40度弱を行ったり来たり。。。普通の風邪なら厚着して汗かいて熱を出し切って回復できるが、全く効果がない。ひたすらに寝るしかない。寝ても寝ても症状が回復しない。

キツさ的にはインフルエンザの方があるものの、あれはリレンザを飲んだら一気に快方に向かう。コロナはインフルエンザの70%が延々と続くような感じ。終わりが見えない。

固形物を食べる体力も気力も失われ、ひたすらウイダーインゼリーやそうめんを摂取するのみ。

4日目の朝まではずっと熱が下がらず、体重は2キロ減少。。

 

光明

4日目の朝、熱が37度台前半まで下がり、食欲が戻ってくる。が、熱が下がったことと引き換えに味がわからなくなっていた。

5日目には平熱が戻り、とりあえずはコロナから生還。嫁氏も1日遅れで熱が下がって生還。

味覚障害がいつ治るのかが非常に不安ではあるものの。。。普通の味噌汁が、出汁を入れ忘れた味噌湯みたいになるのはつらい。しかも食べるもの全て。。

 

 

とにかくひたすら耐えるしかなかったというのが感想で、年を取った状態で感染していたら体力が尽きてたような気がする。

そして家庭内感染が・・・と巷で言われているが、誰かが家庭に持ち込んだら回避はできないと思う。間違っても自分が飲み歩いてもらってきていなくてよかった。このキツさは一生恨まれてもしかたない。

とりあえずは天然の抗体をゲットしたけど、メンタル的に密は当面無理だなぁ、、、

あと呼吸器系の疾患はどうなのか、、、