愛車紹介<SPECIALIZED S-WORKS Tarmac sl5>
愛車遍歴
現在の愛車は昨日の記事で登場したSPECIALIZED S-WORKS Tarmac sl5です。
今年の5月に乗り換えた2台目の愛車になります。
それまでは約2年間Cannondale Super Six evo 105に乗っておりました。
これを購入するまではゴルフにはまっていたのですが、90台のスコアから抜け出せず悶々としていたところ友人からロードバイクを紹介され、特に他を見ることなく購入していました。
結果的に登りも平坦もそこそここなせてバランスの良い愛車だったなぁと思います。
そしてTarmacに乗り換えた理由は、UKAUKAに参加するようになってから高速巡行することやスプリントをすることが増え、Super Sixのフレームは力が逃げているような物足りなさを感じていたからです。というのは建前で、単純に「新しいフレームならもっとスピード出るんじゃないか?」と機材欲に勝てなかったから。。
エアロロードも選択肢になかったことはないのですが、もてぎエンデューロで友人のVenge Eliteを試乗したとき、上り坂でのあまりの進まなさに「エアロロードはBBに重りが入ってるのか?」と思ってから、エアロロードにはあまり興味が沸かなくなり、Super Sixの次もオールラウンドバイクを選びました。
今となっては、富士ヒルでシルバーも獲得でき、非常にいい相棒に出会えたと思ってます。
性能比較<Tarmac sl5 vs SuperSix evo>
せっかくなので、以下では2台を比較しながら、Tarmacの紹介をします。
Tarmac | Super Six | |
基本スペック | ||
コンポ | Dura Ace Di2 | 105 |
重量 | 7.0kg | 8.0kg |
サイズ | 54 | 54 |
性能(5点満点) | ||
加速・スプリント | 4 | 2 |
巡行 | 4 | 3 |
登り | 5 | 4 |
下り | - | - |
コーナー | 4 | 3 |
脚への負担 | 5 | 5 |
まずは基本スペックから
今回の最大の変化はシフトを電動化したことです。
Super Sixの時はめんどくさくてフロントを上げ下げせずに気合いでアウターのまま坂を登りきる、もしくは登れずに悶えることが多かったのですが、Tarmacではインナーも多用して坂をクリアできており、変速もストレスなくできるので、100km以上のロングで顕著なのですが、終盤まで足が残せるようになりました。
また、シフトもレバー以外にブラケット、ドロップ、上ハンドルと4か所あり、どのポジションからでも変速できるうえ、どのボタンがシフトアップ・ダウンかも全て設定できます。
私はSRAM方式で、右にあるボタンは全てシフトアップ、左にあるボタンは全てシフトダウンに設定しております。今では機械式のシフト方法が思い出せません。。それくらい変速にストレスを感じなくなりました。
重量ですが、1kgの差は大きいです。今までインナーローにもかかわらずケイデンス60でひぃひぃ登ってた坂をケイデンス90で登れちゃうくらい。
あとはフレームの形もホリゾンタルからスローピングに変わって、ダンシングは圧倒的にやりやすくなりました。カッコよさ的にはホリゾンタルなのですが。
次に性能です。
Tarmacはフラッグシップモデルにもかかわらず、非常に脚にやさしいというのが一番の印象です。とはいえ、剛性感ばっちりなので踏めば踏んだだけ進んでくれる、Super Sixを正統進化させたような印象です。
加速・スプリント・巡行が4点なのは、平坦で友人のCervelo S5と比べるとどうしてもエアロの壁を感じてしまうからです。同じパワーでもスピードが1、2km/h違う感じがします。
登りに関してはSuper Sixも十分速かったのですが、重量と剛性の影響から、Tarmacが圧倒的です。距離は長くても短くても対応できる感じです。
下りはそこまで攻めてないので未知数ですが、ツールドおきなわでチェックして期待と思います。
最近ディープリム(コスミックカーボンエグザリット)とセミディープ(BORA35)を両方使ってますが、シチュエーションに合わせてホイールを変えれば万能に対応できるのではないかと感じます。ただ、Cervelo S5のように圧倒的に尖った性能はないので、少し面白みには欠けるかもしれません。
総じて、Tarmacは速度、快適性、乗る楽しさなど全ての面で高いレベルにあると思います。(プロもこれで勝ちまくってますしね)
一方、Super Sixも入門車としてはバランスよくまとまってて万人におススメできるのではないかと思います。
・・・BianchiのオルトレXR4が気になるけど耐えねば耐えねば