ジレ(ベスト)についてのインプレ
10月の初め頃から夏用ジャージに加えてジレを羽織って走るようになった。
それからは毎日の通勤、土日の練習においても手放せないアイテムとなっている。
初めは、走り出しの寒さを緩和することが目的だったが他にもいくつかのメリットがあるので以下に記載していきたい。
なお、お試し感覚だったためAmazonで見つけた非常に安いジレを着ているが、値段以上のメリットが数多くある。
作っているのはMorthenというメーカーだが、靴下もこちらの物を使っていて、耐久性が高いと感じている。コスパのいいメーカーなのだろう。
体温調整の幅が広い
この時期の朝は放射冷却の影響からか、気温以上に寒さを感じることが多い。そのため、走り出してから身体が温まるまでにある程度時間が必要だったが、ジレを着てからはその時間が大幅に短縮された。保温する効果は体幹部分のみだが、そこを守るだけでも一度上がった体温が奪われにくいと感じる。
その一方で腕や腋の下は空いているため、体温が上がったまま熱気が留まってしまうこともない。それでも熱気がこもってきたら前のチャックを開け閉めして調整できる。これが長袖のウィンドブレーカーだとチャックの開け閉めでしか調整できず、熱気の行き場が無くなることがある。
ジレを着るだけで快適な温度を得やすくなる。
コンパクト
とはいえ、ヒルクライムは自然と体温が上がるため、坂に差し掛かる前に脱ぐ。
その際に袖がないため脱ぎやすく、布の面積も少ないためポケットに収納しやすい。
ダウンヒルに差し掛かる時はその逆で袖がないために着やすい。いちいち止まって脱ぎ着する必要がない。
ひとつ後悔しているポイントとしては、サイズ感が少し大きかったため、風でばたつくこと。
長袖に比べれば袖がないため空気抵抗は少ないものの、試着して身体にぴったりのサイズを選ぶことで空気抵抗がより削減できたと思われる。
最近はより寒くなってきたが、ジレ+アームウォーマーで対応できている。
真冬以外はジレを中心に調整すればよいと考えれば、もっと奮発してもよかったと思う。